夏の風物詩「花火」は恋を叶える魔法!?花火が持つ心理的効果とは
スポンサーリンク

毎年夏になると、花火大会が各地で開かれますよね。夜空を彩る大輪の花。日本の夏を象徴するまさに風物詩といわれる花火。夏のデートの定番イベントである花火大会で浴衣を着ているいつもと違う異性にドキっとする経験はありませんか?そもそも、なんで花火大会は夏にやるものなのでしょうか?花火には二人の距離をぐっと縮める魔法<心理的効果>があるのでしょうか?詳しく解説いたします。

【夏の風物詩】花火大会はなぜ夏にやるの?

理由1:ご先祖様をお盆に供養するためのものだったから

日本では、旧暦の7月、新暦でいえば8月のお盆に火を焚いて先祖の霊をお迎えし、供養し、明けには送り出す慣習があります。キュウリやナスで馬を作るあの行事ですね(ちなみにこの馬はご先祖が家へ戻ってくる際の乗り物とされています)灯篭を川に流す灯篭流しなども先祖を供養するための行事のひとつです。もともと花火もご先祖の供養のひとつとして打ち上げられていました。(送り火として)

それから時代の流れとともに、花火は「夏に鑑賞するもの」として慣習が変わり、夏=花火のイメージになったと言われています。

理由2:飢饉や疫病の厄払いのため、隅田川の川開きに上げたから

徳川8代将軍吉宗。あの白馬に乗って砂浜を走る、桜吹雪の「暴れん坊将軍」ですね。(ちなみにあれは完全にフィクションのようです)教科書などにも登場し、目安箱の設置などの享保の改革を行ったと言われている名将軍です。彼が将軍に就任していた1732年、江戸の四大飢饉のひとつ「享保の大飢饉」が発生。高温多湿な江戸ではコレラが大流行し多くの死者を出しました。この死者の供養と疫病退散を願い、隅田川の川開きの日に水神祭というお祓いを行い、その際に花火をあげました。(隅田川花火大会のはじまり)これが全国に広がり、川開きの日(=夏)は、花火をあげるという恒例行事となり、のちに花火大会となったと言われています。あの有名な隅田川花火大会は、こんな歴史があったのですね。花火大会の元祖だからこそTV中継されるんでしょうか。

掛け声「たまや~」「かぎや~」ってなんのこと?

花火があがった際、「たーまやー」「かーぎやー」って掛け声ってよく聞きますよね?何を意味しているのかご存知ですか?あれは実は江戸で絶大な人気のあった2人の花火師「玉屋(たまや)」と「鍵屋(かぎや)」の屋号なんです。粋な江戸っ子たちが花火が上がる際にこの2人の花火師を絶賛して屋号(いわゆる名前みたいなもの)を叫んだことからこの掛け声が定着したといわれています。現代で言えば、アイドルグループのうちわを振って、名前を絶叫している熱狂的なファンと同じですかね。

 

スポンサーリンク

花火が持つ心理効果とは

夏のデートの定番、花火大会。打ち上がった花火の光に照らされた浴衣姿の異性にドキドキしてしまった淡い経験ってありませんか?花火には恋を叶える不思議な魔法があるのかもしれません。

 

心理効果① 暗闇効果

花火大会が開催される夜は暗くて視界が制限されるため、不安になり誰かに寄り添いたい気持ちが起きたり、自分と相手の表情が見えにくいため、開放的になる傾向があります。これは「暗闇効果」と言われ、人との親密度が高まるので気になる異性に大接近するチャンスです。

PECO(ペコ♀)PECO(ペコ♀)

暗いと黒目が大きくなるから、それも異性に好意的に思われる原因かもね♪

心理効果② 吊り橋効果

有名な理論、吊り橋効果も期待できます。

「吊り橋効果」とは、吊り橋を渡っているときの恐怖や不安で心臓がドキドキすることが、一緒にいる相手に対して恋をしてドキドキしてるのと勘違い?をしてしまう効果のこと。花火大会での大きな音はびっくりして心拍数もあがり、ドキドキしますよね!

ゴクウゴクウ

お化け屋敷に行ったときやジェットコースターでも心臓バクバクになるよね

PECO(ペコ♀)PECO(ペコ♀)

だから遊園地もデートの定番なのかもね!

心理効果③ スティンザー効果

スティンザー効果とは簡単に説明すると「座る位置によって相手の印象が変わる」効果のこと。

相手の正面に座って対面すると人は反対意見を述べたり、敵対的になるのに対して、相手の横に並んで座ると同調する傾向が強まると言われています。「同調」=「私たちは一緒」と二人の間に一体感を生み、親密になる傾向があります。花火は横に並んでみることが多いですよね。二人で視線を揃えて遠くをみる・・まるで将来を見据えているような感覚になるのかもしれませんね。

ちなみに斜め前に座ると意見が対立しにくく、親しみをもつと言われています。ゆっくり話したい時などは斜め前に座るのがいいのかもしれませんね。

ゴクウゴクウ

人気番組「徹子の部屋」のゲストの位置は斜め前ですよね!

PECO(ペコ♀)PECO(ペコ♀)

そういればそうだね!色々考えられてるんだね

花火大会で素敵な恋をぜひ叶えよう

そもそも夏は、男女ともに薄着になり気候もよく、それだけで開放的な気分になりますよね。海・山などのアウトドアレジャーも楽しめる夏に、ぜひ素敵な恋をしてみませんか??もし気になる異性がいたら思い切って、花火大会に誘ってみては??誘う勇気は一瞬だけ。あの時誘っておけば・・と後悔しないように。僕もあの時、声をかけてれば・・今頃は・・なんてww以上、昔の思い出がやたら、綺麗にみえるアラフォーのゴクウでした!

スポンサーリンク