
新型コロナウィルス感染が収まらないという「コロナ禍」で初の年末年始を迎えます。
新しい生活様式が推進される中、日本のお正月の風習である「初詣」も例年通りに行うのは難しいようです。
毎年多数の参拝客が訪れる全国の有名神社・お寺ではソーシャルディスタンスの確保や手水舎の休止、不特定多数の人が触れる場所の定期的な消毒、分散参拝の呼びかけなどの感染症対策を行うなど、
3密を避けるためいろいろな工夫がされているようですね!
ここでふと思ったのが、
『わざわざ人の集まる有名な神社やお寺ではなく、
近所の神社やお寺に初詣に行けばいいのでは??』
ご近所の神社やお寺に初詣するのはありなのか?ご利益が違ってきたりするものなのか??
など調べてみました。また、コロナ禍で新しい生活様式にあった3密を避けて参拝するためにはどうしたらいいかなどをまとめてみました!少しでも参考にしてもらえれば幸いです!!
目次
初詣は近所の神社やお寺の方がいい??
そもそも初詣ってどこに行くべきか?って迷いますよね。神社がいいの??それともお寺?
人が集まる有名なところの方がご利益がありそう!でも、近所に神社やお寺があるからそこでもいいんじゃ。。など
わからないことが多いです。まずはこちらを整理してみます。
初詣は神社に行くべきか?お寺に行くべきか?
『初詣』と聞くとなんとなくイメージは神社に行くべき!と思いますよね!
結論から言うと、神社でもお寺でもどちらでOK!!です。
日本で、神社やお寺が明確に区別されるようになったのは、明治の「神仏分離令」以降と実は最近のこと。
それまでは、神仏習合といって、多くの神や仏は区別なく信仰の対象とされていました。信仰上の理由があれば別ですが、どちらに初詣に行ってもOKってことです。
例えば、初詣で有名な明治神宮は「神社」だけど成田山は「お寺」ですよね!
神様がいる神社、仏様のいるお寺、どちらを敬っても問題はないってことですね!
有名な神社・お寺の方がご利益ある?
人が多く集まる神社やお寺の方がご利益があるのでは??って感じませんか?
そうじゃなければあれだけ人は集まらないはずだ!って思いますしね。
ところが、実は本来の初詣としての振る舞いは、『地元の神社・お寺』に行くのが正解。そもそもの初詣の意味は地域の守り神や先祖が眠る菩提寺への昨年への感謝と新年最初のあいさつをすること。いつも傍で見守っていてくれている神様や仏様のところにいくのはは当たり前っていえば当たり前ですよね!
なので、有名なところの方がご利益がある!っていうことはありません!
ではなぜ、有名な神社やお寺に行くのか??
それではなぜみんな有名な神社やお寺に訪れるのでしょうか??
理由としては江戸時代に新年の歳神様が宿る方角(恵方)の寺社に詣でることが流行。エンターテインメントとして人気を集めたこの流行が、有名寺社への初詣につながったと言われています・・まさに「エンターテイメント」ここでしょうね・・人が多いほうがお正月としての盛り上がりを感じることができますからね!
実は、初詣は近所の神社やお寺へ行く人が多い?
有名どころに人が殺到しているイメージがありますが、実は63%の人が近所の神社やお寺で初詣をしているとデータがあるようです。少し意外ですね・・データを見るとよくわかりますが、若い世代ほど「有名なところ」「人気のあるところ」を選ぶようです!これを見ても初詣はイベントとしてとらえている感がわかりますね!
今だからこそ、ご近所の神社・お寺へ初詣へ
ここまでの話をまとめると
初詣は本来の意味からすると近所の神社やお寺に行くべき!ってことがわかりました。
わざわざ人混みの中、参拝に行く必要がない!ってことですね!
『氏神様』がいらっしゃる神社や先祖が眠る『菩提寺』がいいという情報がWEB上では多くみられますが、
私個人的にはどこでもいいのではないか?って思っています。
っていうのはこんな面白い記事を見つけたから。
どこでお詣りすればいいのかと申しますと、ご近所にある小さな神社、お寺にお詣りしてください。ご実家に帰省されているのであれば、その近くのお宮、お寺へ。
今住んでいるところのご近所でももちろん大丈夫。そこにお祀りされている神さま、仏さまがいらっしゃると思います。天照大神であったり薬師如来であったり。
そういった神さま仏さまは有名な神社、仏閣だけにいらっしゃるわけではありません。小さな社寺もちゃんと“窓口”として機能していますから、そちらでお詣りすればよいのです。
神社やお寺は俗にいうパワースポット。
パワースポットは心身に力を与えてくれる、つまり、そこに行くと気分が良くなって元気になれるというのが大前提。
だから人混みをかき分けて参拝して疲れるのであればパワーダウンスポットってことです。
コロナ渦である今こそ、初詣はご近所の神社・お寺へ行って自分だけのパワースポットを見つけてみてはいかがでしょうか?
なんとなく、自分だけの願いを聞いてくれた神様・仏様の方が全力で叶えてくれそうじゃないですか??
コロナ禍の3密を避けるためには
とはいえ、コロナ渦だとみんな考えることは一緒で近所の神社・お寺にも人が集まってしまうのではないか?って思いますよね。少しでも3密を避ける方法はないか考えてみました。
一番、初詣客が多いと言われているのが元旦で、時間帯は朝8時~昼13時くらいと言われています
ということはこれを避ければ、比較的すいていると言えますね!
ちなみに初詣は三が日にいくのがいいとされていますが、節分までの間であればいつでも問題ないようです。現在は3密を避けるため、年内に初詣をすませる「幸先詣」を勧めている神社やお寺があるくらいですからね・・いつでもいいのでは?って感じてしまいますよね…
要は自分のタイミングで自分のお気に入りのところへ初詣へ行くべき!ってことではないでしょうか?
これこそが、『これからの新しい生活様式』にあった初詣なのかもしれません。