コロナ予言のインド少年は変異も予言?スーパーバグとは?信用度を検証!
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14歳のインド少年の占星術師アビギャ・アナンドくんが2019年8月22日にYouTubeに投稿した映像でかなり正確な新型コロナウイルスの予言していた!と話題になっています。これがまた『半端なく状況を的中させている!』とWEB上では大騒ぎに!!
実はこの予言には続きがあって、この続きがなんと現在イギリスやイタリアで起きているウィルス変異を言い当てている?と再注目されています。
一体どういうことなのでしょうか??またこの予言は信用できるのでしょうか??個人的に検証してみました。

インド少年アビギャ・アナンドの予言とは?

まずは新型コロナウィルスのパンデミックを言い当てたという予言をみて見ましょう。

全編英語で分かりにくいかと思いますが、要点をまとめると、

予言をまとめ!
  1. 2019年11月からウィルスによるパンデミックが発生する
  2. 2020年の3月から4月がピークで世界は困難な状況に陥る
  3. 2020年3月29日から4月2日にかけて状況が悪化する
  4. 経済から航空サービス分野まで世界な様々な困難に直面する
  5. 5月29日以降に徐々に収束していくが、6月末までいいニュースはない
  6. 7月になると一度収束する

日付までかなり具体的に予言していますね。。では実際に彼の予言と現実を比べてみましょう!

予言 現実
ウィルスによるパンデミック 新型コロナウィルスによるパンデミック
2019年11月から 2019年11月末から武漢から発生
2020年3月から4月がピーク 世界各地でロックダウンが実施
経済から航空サービス分野まで世界な様々な困難 世界各地で入国拒否・制限。渡航禁止・自粛による経済の低迷
5月29日以降に徐々に収束 5月末から各国でロックダウンの解除

どうでしょうか??かなり言い当てていますよね・・ちょっと怖いくらいです。
外れいるのは3月29日~4月2日の悪化と7月以降の収束?くらいでしょうか。これを2019年8月に話していますからね。。

この予言には続きがある?変異も言い当てている?

実はこの予言はここでは終わっていません。。続きがあるんです!しかもこの続きがどちらかというとすごい!
こちらも要約してすると、

予言の続きを要約すると
  1. 2020年12月20日に新種のウィルスが発生
  2. 2020年12月20日~2021年3月31までの期間に「スーパーバグ」(超耐性菌)が現れる
  3. 人類は新型ウィルスのワクチンを開発するかもしれないが、新種のウィルスには効かない
  4. このウィルスは致命的になる
  5. 世界で同時多発でおきる
  6. 1~2日でまたは数時間以内に死にいたしめる驚異のウィルス
  7. 感染経路も分からず、いかなる予防処置も効果がない

え??これもしかして・・・

そうなんです!この12月20日!新型コロナウィルスの変異種が確認されたとイギリスで発表された日なんです!
この変異種はなんと感染力が70%増し!すでにイタリアの他、世界に広がっているといわれています。
さらには!最近ワクチンも開発されましたよね!接種も世界で開始されました。。
まさか、ワクチンにより耐性菌が生まれるのでは??そしてさらにその菌がスーパーバグに!!!!
怖すぎますよね!

世間の声をみて見ると、

皆さん、かなりビビッてますよね。。日付がぴったり合ってしまっているのが信憑性を高めてしまっているのかもしれません。。

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予言は本当なのか?信用度を検証

話題の予言を見てみましたが、これは本当なのでしょうか??信用度を検証してみます。
この予言、パッとみると当たっているように見えますが、よくよく見ると外れている部分も多い。7月に収束もしてないですしね!
今までもこのような予言は数多くありました。有名なのはノストラダムスの大予言ですよね!
あの1999年に世界が滅亡する!っていうあれです!最近で言えば2012年にマヤ文明の暦の区切りがつくので人類滅亡!なんていうのもありました。
いろいろありましたが、すべて外れていますよね。

予言について語ると出てくる「確証バイアス」とは?

予言や超常現象などを調べているとよく出てくるのが「確証バイアス」という心理学用語。
簡単に説明すると、人には、自分に都合の良い情報を選んで、それを信じたいという傾向があるということです。

科学的には全く根拠がない「コロナは○○で治せる」「コロナは〇〇が原因だ」といった情報は、多くの人には風変わりな考えに見えたとしても、それらを信じたい人が見聞きすれば、「やはりそうなのか!」と捉えてしまうものなのでしょう。そこには「この情報が本当だったら嬉しい」あるいは「この情報が本当だった方が都合が良い」という無意識の影響が見られます。

今回の予言も当たっているかも!?と少しでも信用してしまうと、都合のいいように事実を当て込めてしまうという傾向が考えれられます。
例えば、あえて挙げた先述の「予言」と「現実」の表はまさにそうです。
何とかこじつけて予言が正しいんだ!という「確証バイアス」が働いた結果によるものと捉えることもできます。

でも、12月20日に発生したのコロナ変異種は?かなりピンポイントでは?って思いましたが、
調べてみると、かなり的確な答えが、

そうなんです。実はこの変異種は実は9月にすでに見つかっているんです。
ただ発表が12月20日にたまたまなっただけなんですね。
また確かにスーパーバグがいきなり拡大するのもあり得ない・・

結論としては、新型コロナウィルスの変異種は12月20日に発生したわけでない→予言は外れているといえます

まとめ

今回は新型コロナウィルスの拡大を言い当てたというインド少年アビギャ・アナンドの予言についてまとめてみました。
確かに一致しているようには見えますが、実際には情報が少しあいまいで見た人の「確証バイアス」によって現実と結びつけてしまったという感は否めないですよね。あまりいい予言ではないので、外れてくれたほうがもちろんいいのですが。。世の中が不安定になると必ずこのような予言やデマは出てくると言われています。予言をもとに将来の危機に準備しておくのはとても大切なことですが、必要以上に怖がる必要はないと思います。
コロナを収束するにはどうしたらいいのか?どうしたら治るのか?とかそういういい方向での予言をお願いしたいものですね・・

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