
少し怖いニュースが米国から流れてきました!
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は12日、キューバや中国に駐在していた米外交官らが脳に損傷を受ける事例が2016年から相次いでいる問題で、被害者の数はこれまで知られていた約60人よりはるかに多い130人以上に上ると報じた。
欧州や中国以外のアジアで新たに確認されたが、同紙はアジアの地域がどこかは伝えていない。ロシアの関与やマイクロ波による攻撃を疑う情報はあったものの、バイデン政権は米国を狙った攻撃かどうかも断定はしていないという。
中央情報局(CIA)や国防総省の職員らも被害を受けた。19年には外国で勤務する米軍当局者が運転する車が交差点に差し掛かったところ、
吐き気と頭痛に襲われ、後部座席にいた2歳の息子が泣きだしたが、交差点から離れると吐き気は収まった。この事例を受け、より広範な調査が始まった。ただ、国家情報長官室の報道官は「現時点で、原因に関する明確な情報は持っていない」と述べている。
日本ではあまり騒がれていませんでしたが、
2016年キューバで米外交官24人とその家族が原因不明の不可解な攻撃を受けて、脳損傷に似たけがをする被害に見舞われたと発表。
そして2017年には中国に在住の外交官も同じような症状が発生!
これらの症状は最初に起きた事例がキューバのハバナの大使館だったこともあり、「ハバナ症候群」と呼ばれています。
このハバナ症候群とは一体何なのでしょうか?その原因は??
さらには、実は「中国のマイクロ波攻撃が原因なのでは?」「実はコオロギの声が原因」との声も!
一体どういうことなのでしょうか??
詳しく調べてみました。
目次
ハバナ症候群とは何?
ハバナ症候群とは一体何なのでしょうか??
色々な方向から聞こえてくる奇妙な擦れる音などの現象、幾人かは大きな耳鳴りや震えなどの感覚を経験し、
頭痛、めまい、吐き気も起こすとされ、軽い脳損傷を起こす可能性もあるという怖い症状です。
わかりやすく言うと、
家にいるときやホテルに居る時にず〜〜っと金属音のようなものが聞こえてくるので、
(人によってはなんと、それが女の人の悲鳴に聞こえてしまったりすることも!?)
精神的な苦痛を受けて、頭痛やめまい、吐き気、精神疾患が出ちゃう!ってことです。
怖いですよね。。現在でも詳しい原因は判明していません。
が、おそらくこれが原因だろう!という説がいくつかあるようですので、そちらを見てみたいとおもいます。
ハバナ症候群はマイクロ波が原因?
まず、1つ目の説が「マイクロ波」が原因というもの。
2017にトランプ大統領記者会見で、キューバが「マイクロ波攻撃」を行ったのではないか?と非難しました。
実際に米国はキューバに対して
・米国にいるキューバの外交官を国外追放
・米国からキューバへの渡航自粛勧告
など結構厳しい制裁をしました。
その主張の証拠は示さなかった・・んですが、
ただこれくらい制裁措置をしたということは何らかの根拠があったのは間違いないかとは思います
キューバは疑惑をすぐに否定はしていましたが・・真相はどうなのでしょうか??
ちなみに2020年には、米国科学アカデミーは、少なくとも40人の国務省職員が研究対象として調査した結果、
謎の症状(ハバナ症候群)の説明として「指向性」マイクロ波が最も信憑性の高いと結論づけています。
つまり、マイクロ波攻撃を受けていた可能性が高い!ってことですね!
マイクロ波攻撃とは??
そもそもマイクロ波攻撃とはどういうことなのか??調べてみました。
マイクロ波攻撃は電磁パルス攻撃とも呼ばれ、大量の電磁波を通じて電子設備を破壊したり人を殺傷したりすることができる。米国はこの分野のトップ走者として知られている。強力な極超短波発射で地上のミサイル指揮統制装置やミサイルの回路を破壊でき、最近はドローンを利用した攻撃に対応するレベルで開発が行われている。
こんなことが映画ではなく現実でも起こっているとは。。マイクロ波を照射する強さによって様々な症状を起こすようです。
強ければ、脳を破壊してしまうことも!まとめるとこんな感じ↓
目に見えず、すぐに症状が出ないので、やられたと自覚できないのが特徴。
ハバナ症候群の症状にかなり似てませんか・・これ!
こう見ると、マイクロ波の可能性は濃厚というのはわかる気もしますね。
ハバナ症候群の意外な原因が発覚!?実はコオロギ?
マイクロ波攻撃による可能性が高いのですが、もうひとつ原因では?とされている説は、
これがちょっとびっくりするかもしれませんが、「昆虫」
え?本当なの??って思いますよね??
これはトランプ大統領に「マイクロ波攻撃」疑惑をかけられたキューバの研究チームが2019年に発表したもの。
キューバ滞在中に外交官が聞いた音を実際に録音し、研究機関で音の波長を調べてみると、
なんとキューバ原産の大きな種であるジャマイカの野原のコオロギの声と同じだったことが判明!!
どういうこと??
わかりやすくまとめると、
シーズンになってコオロギが外でずっと鳴いているのが聞こえて、耳馴染みのないアメリカ人が不快過ぎて、心を病んじゃった!っとことですね!
ちょっと日本だと考えられないですよね。
日本って虫の声に風流を感じる文化がありますよね。鈴虫の声やコオロギの声をきくと、涼しくなってきたな〜って感じますし。
言うなれば「鳴く虫を珍重する文化」が日本にはある!と言えるのかもしれません。
が、米国ではこういう文化がまるでないために、ただの不快な音でしかないようですね。
例えば、「黒板を爪でひっかく音」とか「ガラスを尖ったものでひっかく音」
あのキ〜〜〜っていう嫌な音。あれがずっと聞こえているという感覚なんでしょうか。
だとしたら、、体の調子が悪くなるのは少しわかる気もします。
中国での原因はマイクロ波攻撃で確定!?
先程のキューバでの原因は、「マイクロ波攻撃」の他に「コオロギの声」という2つの可能性があると説明しました。
が、もうひとつの症状が確認できた国である中国での原因は何だったのでしょうか??
コオロギは「キューバ原産」のものでしたから・・消去法で言っても「マイクロ波攻撃」による可能性が高いですよね。
その他にも、かなり有力な証拠が実はあるんです!
中国はすでにマイクロ波攻撃をしたことがある?
実は中国は「マイクロ波攻撃」を使ったことがあると発表しているんです。
それが以下のニュース↓
こわい・・しかもこんな恐ろしいことを笑いながら述べています。。
これはほんとなのか??
これについて、標的とされたインド軍は
「根拠がなく、フェイクニュース」だと否定したとされていますが・・
ここまで具体的な話をしているとなると・・真実なような気もします。
また、マイクロ波の兵器化にあたっては、『後遺症を残さずに”耐え難い苦痛”を与えられる出力と条件』がどれくらいなのか調べないといけないですが、(どれくらいの周波数でどれくらいの時間、照射すればいいのか?など)
人体実験も厭わない中国であればかなりの精度のものが出来ているのでは?という専門家もいるようです。
う〜ん・・なんとなく説得力がある。
世間の声を聞いてみても、
アメリカの脳損傷をおった外交官の症状
中国がインドとの国境紛争の時に使用したマイクロ波兵器と似てる気がするんだよなぁ
吐き気、局所的な攻撃…
うーん 怪しい…— ロト (@3EZKYQ26CnkUeb2) May 13, 2021
インド軍は中国との国境付近で既にマイクロ波攻撃を受けていると言う報道がある。
— tmgpvdj (@pevateras) May 13, 2021
と、結構皆さん、インドでの事件と重ねているようです。
中には、具体的にどんな兵器なのか具体的にわかっている人もいるようで、
中国やキューバ国内で2016年以降外交官政府職員ら130人以上がマイクロ波照射を受け脳を損傷した件
WB-1テロ防止・阻止システムと呼ばれる兵器が使われた可能性も
米軍(右)・中国軍(左)
人が当たると嘔吐・頭痛・聴覚障害・皮膚表面の強い火傷など
この件は米国だけでなく日本も調査した方が良いのでは pic.twitter.com/thJIBntpD3— カナリヤ 2 (@grace_orihime) May 13, 2021
こんな兵器がすでにあるとなると。。。
もう可能性は濃厚と言わざる得ませんね。
中国以外で一体どこで起きたのか??
米紙ニューヨーク・タイムズで伝えている内容で、気になるのが、これ!
「欧州や中国以外のアジアで新たに確認されたが、同紙はアジアの地域がどこかは伝えていない。」
欧州や中国以外でのアジアのどこで同じようなハバナ症候群が発生したのか??
これについては、現状ではわかりませんが、WEB上ではこんな記述が
え?これって日本??うそ?でも、中国以外のアジアって・・日本しかない気がしますよね。
さらにはこんな記述も!
なるほど・・この国は、かなりナイーブな感じなので、公表を控えたって事も考えれますね。
まとめ
今回は米国の外交官130人以上が謎の脳損傷をしているというニュースについていろいろまとめてみました。
なんと2016年から何度か持ち上がっている話題ではありますが、原因の解明には進んでいないようです。
もしマイクロ波攻撃だったとしたら、これほど恐ろしいものはないですよね。。
いずれにせよ、何か近々発表があるような気もしますので、詳細が分かり次第、またUPして行きたいと思います。