子供にキャンプをさせた方が良い理由!自然体験が地頭を鍛える!?
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最近は空前のキャンプブーム。アニメの「ゆるキャン△」などの影響もあり、キャンプといえば夏!という概念を超えて冬でも冬キャンとして年間を通してキャンプを楽しむ方が増えており、日本オートキャンプ協会の『オートキャンプ白書 2020年版」によると7年連続で前年比プラスとなっております。

家族みんなで外で「食う・遊ぶ・寝る」というキャンプはいわゆる原体験<自然体験>の宝庫!子供たちの成長には欠かせない要素がたくさん詰まっています。

キャンプの自然経験が子供の脳に与える影響とは?

子供たちの成長にとって大切な経験とは何でしょうか?

現在の子どもの周りには物が溢れ、ゲーム・パソコン・スマートフォン等で遊ぶことが多く、外で遊ぶ機会が減って来ていると言われています。(「子どもの放課後の過ごし方」に関するインターネット調査で、なんと92%が屋外で遊びが減少したと言う結果!!)

一昔前のように友達と一緒になって泥まみれになって、思いっきり走り回って、冒険して、色々はものを見たり、虫を触ったり、花の匂いを嗅いでみたり、風の感じて耳を澄ましてみたり、「五感を使う」経験が少なく感受性が育つ機会が失われつつあります。

自然と触れ合うことで、触覚や味覚、匂いの感覚を直接刺激した五感をフルに使う体験を原体験」と言い、たくさん経験した子どもは課題解決力や豊かな人間性など「生きるチカラ」が備わるといわれています。

キャンプはこの「原体験」をするにうってつけの遊びです。

 

原体験とは何?

それでは、「原体験」とは具体的にどのような経験を指すのでしょうか?

原体験とは五感のうち触覚、嗅覚、味覚を意識的に経験させることで、具体的には火、石、土、水、木、草、動物の7つの自然物を直接経験することゼロ体験(恐怖や脅威、空腹、感動などの感情)を加えたものです。

※触覚・嗅覚・味覚は、継続的に経験しないと忘れてしまう視覚・聴覚と違い、一度経験すると忘れにくいと言われています

現在の子供は、学校の教科書からの知識、テレビやインターネットからの情報など「間接体験」による知識はとてもよく身についていますが、「直接体験」は、絶対的に不足しています。そのため触ったり、嗅いだり、味わったりする活動をともなう“直接体験”(原体験)が現代の子どもに特に必要なことです。

例えば、テレビやインターネットで焚き火を見ても、炎の熱さや煙の匂い、触るとどれくらい熱いのかを知ることはできません。実際に焚き火をしてみることでそれらを体感することができます。

自然の中で動物と触れ合い、のにおいや、木登り。どろんこ遊びでの手触りや虫との触れ合い、自然の中で川遊びや石を拾って積み上げたり水切り、焚き火をして、料理をしたりする体験。

こうした「原体験」がキャンプには詰まっています。

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原体験こそ地頭を鍛える

尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏は、「自然のなかの原体験にこそ地頭を鍛えるカギがある」と述べています。原体験を多くした子供は、好奇心や感性が豊かになり、探究心も高まり様々なジャンルに意欲をもって取り組み、論理的能力も高いと言われています。

地頭がいいとはどういうことでしょうか?

俗に「頭がいい」というのは、勉強ができる、知能指数が高いなど、脳の一部が優れているイメージです。これに対して「地頭がいい」というのは、考える力がある、コミュニケーション能力が高い、頭の回転が早いなど脳全体のバランスがいいというイメージです。

テストの点数だけを取るため、受験に合格するための詰め込み教育(暗記型)しか受けていない子どもは、課題を要領よく解くことは上手にできますが、それを応用するのは苦手ですよね。

グローバル化も進み、教育は日本本来の「暗記型」から「思考型」へシフトしていっています。

地頭を鍛え、「なんで?」「どうして?」と様々な出来事に興味をもち、分で答えを考えて探して行く力が今後は必要不可欠となります。つまり、学校などで習ったことを、より深く、実のある知識に転化していくことですね。

 (課題を解くだけならAI(人工知能)、調べるだけならインターネットで十分にできます。)

 それは勉強だけでなく、大人になって世の中に出てからも役立ちます。

ほんとに必要な力は自ら課題を作り、それの答えを探して行く力。

だからこそ、地頭を鍛えることがやっぱり重要なのです。

原体験をさせる最適期

五感から受ける刺激によって大脳皮質のシナプスが形成され、ネットワーク化(繋がる)することで脳は発達していきます。それらが著しく促進され全体の90%が完成すると言われている「乳幼児~小学校低学年」が最適と言われています。

(つまり、3歳~8歳くらいまでですね)

家族みんなでキャンプを思いっきり楽しもう!

キャンプが原体験を促し、地頭を鍛えることをご紹介しました。

実際にキャンプに行くと自然が相手なので様々なことが起こります。急に雨に降られたり、都会では見たことのない虫が現れたり。。ひとつひとつのことがすべて子どもの刺激になり、教育になります。また、家族みんなでテントを設営したり、料理をしたりすることでコミュニケーションも増え協調性も養えるなど、キャンプは子供にとっていいこと尽くめの絶好の遊びです。

何よりも一番大切なことは、親自身もめいいっぱい楽しむこと。子は親の背中を見て育っていきます。楽しく過ごすこと自体が、子供にとって必要なことなのです。たまには童心にかえって、網を持って虫を追いかけて、汗まみれ、どろだらけになって思いっきり遊んでみませんか??

ゴクウゴクウ

お酒を飲んで上司の悪口を言い合うよりストレス解消になりますよ。

PECO(ペコ♀)PECO(ペコ♀)

週末はキャンプへGO!キャンプで飲みすぎないようにねwww

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