
大阪市西成区天下茶屋東の住宅地で、崖の上に建っていた住宅2棟が、のり面の下に倒壊するという
ショッキングなニュースが飛び込んできました。
午前7時15分ごろ、近くに住む人が、「家の下のほうから水が出ている」と警察に申告。
その後、2階建ての住宅が傾き始め、警察が避難を呼びかけていたところ、午前7時半ごろ、住宅1棟ががのり面の下の工事現場に崩れ落ち、
さらにおよそ3時間が経った午前10時半ごろ、隣の住宅1棟も倒壊!
その崩壊の瞬間がこちら!
犬の散歩中に
突然大きな音がしたといいますけさ 大阪 西成区で
住宅が倒壊する瞬間を
近くの住民が撮影しましたこの家には2人が住んでいて
音を聞いて逃げたため
けが人はいませんでした警察などが周辺の住民に
避難を呼びかけていますhttps://t.co/OcPc1k2GJ5#nhk_video pic.twitter.com/X59DchsmPr— NHKニュース (@nhk_news) June 25, 2021
横の角度からの動画も!
【現場の様子】#大阪 大阪府西成区天下茶屋東 飛田新地付近の住宅街 崖から住宅が倒壊する事故6月25日 #西成 #阿倍野 #天王寺 : 事件事故・災害速報ニュース https://t.co/q7GoNGIN8F #NHK pic.twitter.com/kk7wUNI5yb
— 災害火災画像速報ニュース2 (@Gt8VUlzRG7buafO) June 25, 2021
これ、やばくないですか?? マジ??日本これ??ってつい思ってしまいますよね・・・
現在、隣に建つ住宅も崩れ落ちる危険性があり、警察が避難を呼びかけているといいます。
幸い、事前に住人は避難していてけが人はいないらしいですが。。
この現場って一体どこなのでしょうか??ちょっと気になったので調べてみました。
また、なぜ倒壊が起きてしまったのでしょうか??原因は??
さらには住民の人は保険が効くの?補償は?
いろいろまとめてみたいと思います。
大阪市西成区の住宅崩壊現場はどこ??
では、一体現場はどのへんなのでしょうか???
大阪市西成区天下茶屋東ということまではありますが。。。
早速調べているとこんな記述が!
近くに住んでる人??みたいですが、「大谷学園」の近くと言ってますね!
で、早速みてみると・・・
それらしきところを発見!!!
近くに大谷学園もありますし、報道された映像の家とも一致してますので、ここで間違いなさそうです。
すぐ近くに保育園もあるんですね・・ちょっと心配ですよね。
大阪市西成区の住宅崩壊の原因は??工事??
では、一体なぜこんな倒壊が起きてしまったのでしょうか??原因は??
先ほどの記述では「下で老人ホームの工事をしていたのが原因」としていますが、
どうなのでしょうか??
世間の声を見てみると、
この老人ホームの工事が原因ではないか??という声がかなり多いですね・・
実際にグーグルアースの画像を見てみると。。
どうでしょうか??これ・・・普通に考えてやばくないですか??
ギリギリすぎませんか??いくらなんでも。
素人目から見ても危ない気がします。。
ただこれ、工事のためにこのような状態になったのか、そうでないのかがわかりません・・
参考にこの倒壊してしまった住宅の並びを見てみると、
めちゃくちゃギリギリですね・・
一応擁壁はあるにはありますが・・
ということは工事で削ったってことではないのか・・
そう思い、さらに調べてみると!
近くの住民の方の書き込みを発見!!
!!!どうやら「掘っていた」!?
もしこれが事実だとしたら・・・工事が原因って可能性もありますね。
これ!かなりわかりやすいですよね!「アリジゴク」みたいな感じで、崩れ落ちた・・って。
ただ、こんな記述も!
つまり、そもそもこんな崖ギリギリに家建てていいの??ってことですね。
単純に言えば「違法建築」なのでは??ってことです。
これについても調べてみると、どうやら「がけ条例」というものがあり、
崖=30度以上のもの
崖の上に家を建てる場合は、安全上支障のない2mをこえる擁壁をつくるか、がけの高さの2倍以上離して建てなければならないらしいです。
(東京都の条例参照)地域によって若干数値に違いはあるようです。
一応。。擁壁はありましたし2mは超えてはいそうではありますけど・・実際はどうなんでしょうか?
保険で補償できる??
では、住宅が倒壊してしまった家の補償はどうなんでしょうか?
保険は効くのでしょうか??
という記述もありましが・・ちょっと見てみます。
土砂崩れやがけ崩れは保険がきくの??
住宅を守る保険は「火災保険」と「地震保険」があります。
まず火災保険を見てみると、
- 火災
- 落雷
- ガス爆発などの破裂・爆発
- 竜巻などの風災、雹(ひょう)災、雪災、水災
- 自動車の飛込みなどの衝突
- 飛来・落下、水漏れ、デモなど騒じょうによる暴行・破壊、盗難 ※契約内容によって補償内容が異なる場合もあります。
が補償されます。
なので、大雨によって引き起こされた土砂災害は、水災として火災保険の対象になります。
※各損害保険会社が取り扱っている火災保険は、基本補償に水災補償が含まれているものもありますが、水災補償を外すことができるものや、水災補償が含まれていないプランもあります。また、保険金の支払いに一定の条件が定められていることもあります。
続いて地震保険をみてみます。
- 地震
- 火山の噴火
が補償されます。
なので、地震や火山の噴火によって引き起こされた土砂災害で被害に遭った場合は、火災保険の対象にはなりませんが、地震保険の対象になります。
・・・・ってことは雨でも地震でもない今回の場合はどうなるのか??
災害の原因が地震、噴火、津波、水災(台風や暴風雨、豪雨など)、不測かつ突発的な事故に該当しません。
また、約款で「土地の沈下・隆起・移動等に起因する損害」は免責とされていることから、火災保険からも地震保険からも補償を受けられません。
(2018年4月の大分で起こった山崩れでも補償されませんでした)
つまり「保険」での補償はない!ってことですね。厳しい・・・
ただ、もし、先ほど見てきたように「人災」で工事会社に過失があったとすると、補償される可能性はあるかもしれませんが・・
なるほど・・・こんな可能性もあるんですね・・
被害者にとって少しでも負担が軽くなるようになってくれればいいですよね。
マイホームは高い買い物でたいていの人は一生に一度です。
あとで後悔しないようにいろいろ考えて購入した方がいいかもしれませんね。
今後、今回の原因は何のかがはっきりするかと思いますので、注目していきたいと思います。