
蛍原徹さんと宮迫博之さんによるお笑いコンビ「雨上がり決死隊」が解散!
8月17日(火)夜8時から「アメトーーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会」で配信された
内容をほぼ全文!文字起こし!
見逃してしまった方!ぜひ!
オープニング
オープニング
(緊張した面持ちとちょっと早口な蛍原さんが一人でまずは挨拶)
蛍原:はい、今回はアメトーク特別編ということですね。我々雨上がり決死隊のことで、
時間を設けていただきほんと、ありがとうございます。
今回はコンビで、二人で、ということで宮迫さんも来てます。
なので2人で登場したいと思います。はい
(一度舞台裏へ戻る)
雨上がり決死隊の解散会見
(スタッフの拍手とともに2人で袖から登場)
蛍原:どうも、こんばんは。雨上がり決死隊です。
宮迫:はい
蛍原:まずは宮迫さんから
宮迫:そうっすね・・・2年ぶり?あ、やばいっすね・・(ちょっと涙をこらえる感じ)
笑 いや、どんな顔をして出てきたらいいんかなと、今、この、まぁ、そうか・・
そりゃ、まぁまぁまぁまぁ
まず、そうですね、あの、ちょっとやりなおしてもええかな
(今にも泣きそうな表情)
蛍原:もう一度やります?
宮迫:ちょっとまって、ちょっとまってな、またこんなんやったら芝居っぽいとか言われるから、演技っぽいとか言われるから
蛍原:もう一回出て来る?
宮迫:もう、東野さん、笑いすぎです
宮迫:いやいや、2年前に、僕があの・・闇営業騒動ということで、アメトークの収録が終わって帰った時の家の前で、取材されたときに、僕がついた嘘で、ほんとにとんでもない方々に御迷惑をおかけして、まぁ、こういう状況になって・・う〜ん、そうですね、
これはあかん、、楽しく、、と思っていたので。。(声が泣きそうで詰まって来ている)
そうですね、まず、ほんとうにもう、ご迷惑をお掛けした皆さん、、ほんとうにもう、すいませんでした。(深くも短く頭を下げる)
蛍原:さぁ、そして〜本日はですね、皆さんにですね、2人から報告したいことがあります。
え〜雨上がり決死隊、平成元年にコンビを結成しまして、約32年たちまちしたが、本日を持ちましてコンビを解散いたします。
蛍原・宮迫:(2人で頭を下げる)
蛍原:お世話になりました。
蛍原:え〜経緯については説明させてもらいますけども、一昨年、宮迫さんが、闇営業問題ということがありましてですね、そっから約2年間、コンビの活動は全く無く、それぞれバラバラでそれぞれやってきました。
その中でですね、やっぱり僕的にですね、宮迫さんに対する気持ちがですね、ちょっとづつズレが生じてきたかな、と正直思います
もちろん、最初はですね、コンビで戻ってきて、2人でもう一回復帰したい!ともちろん僕は思っていました。
なんですが、宮迫さんがYou Tubeをやりはじめたくらいから、これはですね、個人個人の価値観なり、方向性なりが、あるもんで、僕と宮迫さんの価値観と方向性の違いが大きくなって、どうもそのあたりが、僕は複雑な気持ちがずっとつづいてました。
え〜、宮迫さんのYou Tubeに何度か後輩の芸人さんなどがお世話になるってなったときとかでも、わざわざ、僕のところに報告してくれるんですよね、「宮迫さんのとこに行ってきますけども〜」ってな感じで。
なんかそれもですね〜僕は正直、わざわざ報告して頂いて。。う〜〜ん、苦しいな。。シンドいな・・ってずっと思ってました。
スタッフの皆さんにもすっごく気を遣わせてるなっていうのがありまして、え〜、もしかしたら、この「雨上がり決死隊」の屋号ですね、外してしまったほうが、みんなすっきりと進むんじゃないかな〜っと。いうことで気持ちがそっちの方へ行っていきました。
え〜、それで宮迫さんに今年の4月ですね、会って頂きまして、僕の方から「解散しよう」ということを切り出しました。
っていうのが割と簡単な経緯でございます。はい
宮迫:流暢にしゃべれるようになったね〜
蛍原・宮迫:笑
宮迫:会わん間に〜
蛍原:素直な気持ちってスラスラ話せる!(笑)
蛍原・宮迫:笑
宮迫:まぁまぁちょっと僕も落ち着いてきましたけども。
蛍原:あの〜あれです。え〜っと、コンビなんで、もちろんすべてお互い様で、僕の価値観が合ってるとか、宮迫さんの価値観が間違っているとか、それは一切ないです。宮迫さんが個人で、一人で、やってるっていうなら、僕もそれはすごく応援してたと思うんですが、そこで宮迫さんは相方の横に戻りたい!戻るために!みたいなことだったんで、それなら「僕だったら、そうしないよ」と。。その辺のズレは、ありました。ハイ
宮迫:まぁ、コンビとしてなにか決めるとき、僕はこうしよう!っとデビュー当時からそうなんですけども、それに蛍原さんはついてきてくれたとこがあったんで、今回のことに関しても、逐一説明すべきとこだったと思うんですけども、そういうとこの僕の至らなさが、
やっぱりそういうズレを生んでしまったので。何よりも、一番長い付き合いで親よりも、長い時間を過ごしている人にその説明をすることもなく、自分の身勝手色々やってたし、誰よりも僕は、その2年前の騒動だけでなくて、いろんなことをやらかして、
誰よりも知らないとこで蛍原さんが頭を下げてくれてる方で、一番、迷惑をかけている人に、今までの感覚でいてた自分がやっぱ悪かったし、もちろん、最初の方は、オンエアってアメトークですら見ることができなかったんですよ。
自分がいないアメトークって見るのが辛くて。。でも、ちょこちょこ見出したときに、もちろん頑張っている蛍原さん、協力してくれている後輩なんかと見ていると、長い付き合いだからわかるんですよ、たまにすごい(蛍原が)辛い顔をしている時が、あるんです。
「こんなおじいちゃんやったっけ?」って表情するときがあるんですよ、蛍原さんが。
それを見ているときに、「あ、とんでもない、つらい思いをさせているんだな」というのがあったんで、その4月のコンビ解散ってときに、最初はそれはびっくりもしたし、なんとかならないか?って話もしたんですけども、色々話を聞いていくうちに、これ以上迷惑と辛さを強いるの違うのかな・・って言うのがあったので、受け入れることにしました。
うん、でもあの、喧嘩別れってことではない・・って僕がいうのはちょっとおかしいんかな?
喧嘩別れではないんですよ。
蛍原:フラれた側はそれを言わない
宮迫:フラれたとかはやめてほしいね!(笑)
きれいなかわいい人ならいいけど、ブスやん?
フラれたはほんといやなんですけど、まぁ、そうですね、熟年離婚みたいなもんなんですかね。
別に嫌いとではないんですけど一緒に住めない、みたいな。
熟年離婚やったら、蛍原さんは保奈美さんになるんですけどね(笑)
例えるならですよ!別にお二人の関係は知らないですけどね。
蛍原:よう、そんなこと言えるね!今!
宮迫:こういうことも散々フォローしてくれていたので
蛍原:まぁまぁ、でも本当に喧嘩してやめたっていうのはほんとにないです
2人で何回も会って話し合いをしてきて、っていうことなんで、そこは勘違いはしてほしくないっていうのは確かにあります。
宮迫:もし、喧嘩別れやったら、この場は絶対ないですから。そこだけはほんとわかって頂きたいな〜って思いますし、
最後、あのいい忘れてましたが、
「ただいま〜」ということだけは、言わせて頂きたい。。僕はここは実家と、はじめての冠番組ですからね、実家というところに、
まぁ・・・(涙が出そう)・・・またや・・・ またやな。。
でも、あの、そこに、こういう場を設けて頂いたことに、ほんとに、感謝しかございません。
蛍原:はい
宮迫:ただ、喧嘩別れではないんで明るく、最後を迎えたいなと思いますので。
蛍原:アメトーク特別編ということで、やって頂いているんで〜ゲストの芸人の方にも来てもらってます〜
宮迫:もう、迷惑でしかないと思うね〜 こんな場に呼ばれてどうなの?って
蛍原:これはほんとうにありがたいです。
宮迫:ありがとうございます、ほんとうに
蛍原:断らずに来てもらいました
宮迫:ちょっと賑やかして頂いて〜
蛍原:もうちょっとこの2人の気持ちを皆さんに伝えられたらですね、はい
ゲストのトーク
ケンドーコバヤシ:並んでましたね〜2人で
蛍原:ほんとに東野さん、すいません。なんかみなさんも
東野:オープニングの2人の久しぶりの2ショット、暗幕の裏にモニターがセットされているんですけども、
それにしてはモニターが小さすぎねや!ソーシャリディスタンスを保ちながら、神業のように2人のトーク見ててん!
みんなそれぞれの思いがあるから。
ケンドーコバヤシ:もう、藤本さん、泣いてた
藤本:泣いてないっちゅうねん。みんなこっちを、こっちを見ないで〜(笑)
蛍原:すぐ泣くとこあるからね〜
藤本:泣いていない!
宮迫:自分のことでもっと泣かないといけないんで。
藤本:うるさいな〜 誰が誰に言うてんねん!
東野:タピオカ事変は闇営業の前にあったん?
宮迫:あとです。
東野:いろんなことがありすぎて。。あ!宮迫!渡部、大変やねん!(笑)
ケンドーコバヤシ:時系列がややこしいです。
蛍原:渡部のこととかタピオカのこととか今日は除いておいてください。
宮迫:まぁいろいろあって凹んでたんですけども、渡部の事件があってホッとしたもん
超えるやつおったんか!まさかのですわ
一同:爆笑
蛍原:出川さん!ちょっと一言しゃべってください
出川:いやぁ、俺ね〜、ほんと宮迫、久しぶりだからどんな感じになるかなと思ったけど、こうやって見てるとすっと入れる、その2年間・・あのブランクがない
蛍原・宮迫:いや、ちょこちょこ(2人は)あってたからね。
蛍原:ここが2年ぶりやったら・・って感じ
東野:俺もすぐ思った、出たでた宮迫の、お芝居
宮迫:いや、それをやめてほしいねん!まじで嫁にも言われたんですよ。
感極まると思うけど、黙ってしまったりとか泣きそうな姿は絶対やめときや、芝居だと思われるから!って嫁に言われたんですよ!
そんなこという?嫁
藤本:芝居、うまくなりましたよね〜。ブランクあったからだと思いますけど、演技が輪をかけてうまなってた。
宮迫:どついたろか(笑)
ケンドーコバヤシ:確かの宮迫さんが詰まったところで、泣いてた藤本さんが泣き止みましたからね(笑)
藤本:そうなんよ。もう昔から見てきた、あ、またやったな!っていう。安定の、またこの人やったな!っていう。
宮迫:もう、このノリが一番使われて、ネットニュースがいっぱいになんねん!
蛍原:この2年間で、みなさん、宮迫さんにあっているんですか?
藤本・原西:僕らはYou Tubeで会ってる
狩野:僕は品川さんのイベントに行っていたら、ちょうど宮迫さんがYou Tubeの撮影をやっていて、僕行ったら品川さんが「宮迫さんいるよ」って言われて、「え?マジっすか?」ってなって、抱きつくたくなるくらいテンション上がってて、「宮迫さん!」って言ったら「うぃっす〜」って。あれ?なんか感情のバランスが違うな。僕は抱きしめたいくらいなのに、強く抱きしめたかったのに「ういっす〜」で終わっちゃったよ〜って。
宮迫:英孝ちゃん、俺も同じやったんやけど、英孝ちゃんの周りのスタッフがちょっと睨んではった。
狩野:いや、それはないですよ〜(笑)
蛍原:まぁ。英孝ちゃんも少し休んでいるときがあったから余計気持ちがね〜
狩野:いやでも、謹慎中のあとって悲壮感ただよってやつれてるんですけど、つるつるしてんな〜って
宮迫:いや、英孝ちゃんにも会いたかったんですけども、その前にRIZINのイベントに言ったときに加藤紗里さんに先に会った
狩野:いやいや、それ関係ないです(笑)いや、落とし合いじゃないですから、今日。
蛍原:さぁ、本日は松尾アナにも来て頂きました〜 すいません。よろしくお願いいたします。
松尾:よろしくお願いいたします〜。ここからはゲストのみなさんの質問にお2人がお答えする形で解散についてより深く、説明してもらうということになっております。よろしくお願いいたします
まず、最初に聞いたときにみなさんどう思いましたか??
東野:僕は最初に言ったとおり、どっちが悪いわけじゃないし、考え方が違うから。見てるからからするともやもやする期間があったから、2年ちょっと。辛い決断ですけど、2人にとっては未来向けて進むスタートの日になるのかな〜なってほしいなとは。
前向きに。
ホトちゃんからはLINEが来てて、5月?6月くらいかな〜
まぁそんな感じになると思います。みたいな、なんか来てて、あ〜そうやんや〜って。
ホトちゃん、なんでこんな早いタイミングで俺にいうやろうな〜って、負担でしかない(笑)
今田さんに会ったときに、ぱっと思うけど、「いや、この人、よしもとイチのおしゃべりやからあかんな〜」とか。いろんな思いがあるから、ホトちゃん、もう少し考えてLINE送ってください!(笑)
宮迫:この解散のニュース、朝いちに出たでしょ?これ、実は東野さんやと思ってます!
東野:いや、ほんとのこというと、俺はスポニチと吉本がズブズブだと思ってます
一同:爆笑
出川:俺は〜一週間ぐらいかな〜。総合演出の加地さんが話があるって楽屋に来てもらったんだけど、俺、何の話かわからなかったから、オリンピックのサムライジャパンの話でもしたいのかな〜って、ほら、好きだから!またアメトークでサムライジャパン芸人やるのかな〜くらいの感覚だと思ったら、なんか空気が全然違って〜解散の話を聞いたんだけど、もちろんびっくりしたんだけど、それよりもびっくりしたのは、ホトちゃんから言ったことにそこに一番最初にびっくりして〜
ホトちゃんは宮迫には言わないとは思うけど、「雨上がりは宮迫のおかげなんです。宮迫がいての雨上がりなんです」って、あなたが(宮迫が)いないとこで裏で言ってた人だから、それが、ほんとにびっくりしたっていうのがある、それが一番最初の感想ですね
2人でだした結論については、俺なんかが口に出すことではないよ〜と思います
ケンドーコバヤシ:う〜ん、まぁ当たり前ですけど、ショックでしたね〜
いやでも浅はかや感情のもつれなどではないだろと思ってたんですけど・・はい。
今日やっぱりお二人で出てきてときの、その前に蛍原さんが1人で話していたときの、顔がねじれ肛門みたいに。。(爆笑)
生まれたままの姿ではないな〜ってことです。なんか変なねじれ、経年劣化してるなみたいな。
出会ったときはストレート肛門やったのに。
藤本:僕ら、あの梶さんが本社に来て、You Tubeの撮影の前に
原西:今回の回はそういう回ですよって(解散の報告会だと)聞かされて。
原西:わ〜って泣こうとしたら横で泣き出したんで(笑) 声でか!正直声でか!って思いました
藤本:いや30年以上やってきて、解散するって言われて、信じられなかったですね。え〜っ?って。ほんとに〜って。
ずっと一緒にやっていくもんやと思ってましたから〜
付き合いが長いんでいろんなことを走馬灯のように思い出しましたね
東野:解散ついては反対?解散せんでもええやんって感じ?
藤本:あの〜そうですね。未だに信じたくないです。
もしかしてなんとかなるんちゃうか?って未だにおもってますね〜
なんかわかんないですけど、すいません、なんか。
原西:ぼく〜割と宮迫さんが記者会見する何日か前にもね、会ったりとか〜。
宮迫さんがYou Tubeを始めたときに蛍原さんのところに話しあいさせてもらったりとかしたんですけど、
やっぱり、お互い2人とも全然悪口は言わないんですよ
相方のことは思っている関係性やったんで、続けてほしいなとは思っていたんですけど、蛍原さんって自分が嫌なことは絶対にやらない人なんですよ。頑固なんで、むちゃくちゃ頑固なんですよ、蛍原さんって(笑)
その蛍原さんが今やっている宮迫さんのことが、間違ってると思ってるねんってずっと言ってたんですよ。
その時点で僕の知ってる蛍原さんなら、解散なんですよ。嫌なことやってるし。
でも、この1年半くらい解散しなかった時間がむちゃくちゃ悩みはったんだなっと。
ということもあって僕はよかったなっと思ってます。
狩野:僕は出川さんと一緒でテレビ朝日の会議室に呼ばれて、加地さんと2人きっりで。
「大事な話がある 何月何日のアメトークに宮迫さんが出ます」って
やったーってなって「そこで解散発表です」
「マジっすか・・」っていうこの高いとこにあげられて下に一気に降ろされた感が半端なくて〜
でも、やっぱどっかで信じられなくて、これ、どっかに隠しカメラがあってドッキリじゃないかとか、そうであってほしいという気があったんですが、今この場を迎えてホントなんだなって。
ゲストからの質問
出川:アメトークは今後どういうふうになるんですか??ホトトークになる?番組はどうなる??
松尾:このあたりは、テレビ朝日のことなので、私からお答えします。
今までの同じように蛍原さん+ゲスト1人の形で継続していきます。アメトークはこのままの形です、
番組名も現時点ではこのままということになります。
宮迫:これについては、頑固ですから、コンビでやってる番組をすべて降りるって言ってたんですよ。
でも生活もあるからそんなわけにはいかない、そこは家庭でも話したみたいで、解散してやめてくれって言うれたら降りるってお話になったんですが、ただアメトークだけは、「俺はできない。俺は降りる」ってずっと言ってたんです。
4月にコンビ解散の話をしている中でそこだけは絶対にやめるって。
後半は「アメトークはやめんといてくれ」と説得の時間のほうが長かったくらい。
もちろん初の冠番組ではあるんですけど、今は若手芸人の目指す場所だから。俺らが解散することで番組をなくすのは違うと思うと。
そこだけはやってほしい!って。でも、頑固だから。
蛍原:宮迫さんのおかげで今の僕があるんです。これは、ほんとに僕が思っていることで。別れて僕だけ残るっていうのはあまりに都合が良すぎるんじゃないかって気持ちが。
宮迫:ずっと「僕のおかげや」っていうですけど、それは違ってて、僕は勝手しながらやろうと思ったことがうまくいったかもしれないけど、その間にどれだけこの人が僕のために謝ってくれたとか、僕のフォローをしてくれてなかったら、もちろん僕はいるわけがないんですよ。だから、これはコンビ力だから、どちらが欠けても今この立場にはなっていなかったっていうんですよ。
アメトークは僕らはMCだから見てる人もいるかもしれないけど、きっと多くの人は「アメトーク」を見ているわけだから、そこで、チャンスを掴んで売れていく人を見るのが好きやったし。
蛍原:まぁ、これだけやないよ、もちろん。いろんな方の意見があってですよ。
出川:いや、やっぱ違うと思いますよ。やっぱやるべきなのよ。それは宮迫のためにもやるべきなのよ。
この番組はやっぱ「あなたが」守らないと
東野:これからはホトちゃんが中心でやるわけじゃないですか、
例えば、宮迫が「浮気大好き芸人」とか言う感じの出方はあるの?
宮迫:僕自身が今TVというメディアに出づらい状態ではずっとあるんで。
僕は諦めてませんよ。いつかTVに出れるってなったとき、ひな壇の一番うえの端っこ、一番声出さないかんところから出ようと思ってますから。
ケンドーコバヤシ:宮迫さん、そこから始めるって言ってはりますけど、藤本さんは今もずっとそこが多いんですよ
藤本:うん、ずっとやってる〜
ケンドーコバヤシ:何いちからとか言ってるんですか?何十年かけてそこやってるんですよ!藤本さんは!
東野:この闇営業騒動についてホトちゃんはどう思ってたのか??
蛍原:まぁほんとに、最初はもうなんとかしないとダメ、宮迫さん、戻ってきてまた二人で、なんとかいつか、
1年後なり、2年後なり、5年後になるかもしれないけど、2人で戻ってきてできたらいいなとは思ってました。
まぁ、僕の中では宮迫さんもそう思っていると思っていたんです。
しっかりと反省したあとはどちらかというとおとなしくして、世間の皆さんの声がわりと大丈夫かなってなったら、やっぱり、
僕ら舞台から始まってるんで、もう一回舞台から、ちょっとづつ、吉本の劇場がだめやったら、自分たちで借りてでもそこから地道にいけたらいいな。っていうのがその時の気持ちでした。
で、年明けてからYou Tubeをやるようになって、You Tubeはいいんですけど、宮迫さんがその時期にYou Tubeをやるというのが疑問でした。(宮迫からは)事後報告でした。やろうとは思っているではなく、やることが決まっているっていう。
やっぱり僕の中で大きかったのが始めた「時期」
ロンブーの会見の前にしたあの時期がちょっと。。。
あの亮が復帰するというあの会見。。あの前にやりはじめた。。
あの時期にやり始めたっていうのが・・未だに僕は「う〜〜ん」って。いろんな事情があってのことなんでしょうけど、僕の個人的な感情としてはそこが大きい。
宮迫:そこはわかってましたよ。当時You Tubeを始めるっていうには僕自身もどうかな・・って思ってたとこなんで。
そのへんの細かい気持ちとか伝えられていなかった。あのまま黙っておとなしく反省をしていたのがよかったと思ったりはするんですけど・・これは・・あかんことなんですけど。。
消えてしまった方がいいかなと。
実はロンブーの会見より結構前に、コラボがすでに決まっていて動いていて、いろいろスケジュールを調整していたが、相手側の都合もありズラせなくなって・・
最終的にYou Tubeっていうのは謝罪動画なんで、あれはスタートとはしてなかったんですよね。。
まず、僕が謝罪をしないと。。って。それも僕の勝手な思いで。。
ちゃっと話しができていなかったのは、僕の一番ダメなとこだと思います。
藤本:解散はどこでどのように話されたんですか?
宮迫:僕の事務所に来てくれて。
東野:騒動があってからどれくらいで会ったの?
蛍原:それこそさんまさんが開いてくれた会が秋ぐらいにありまして、そっから次あったのは、年明けてから夏ぐらいやったんじゃないですかね。2人であったのは。もちろんメールなり電話なりというのはありましたけども。
藤本:蛍原さんから解散を切り出したんですよね?そこで宮迫さんは引き止めたりしなかったんですか?
蛍原:はじめて4月に言ったときに「うん、わかった」みたいな感じやったんよ。
それでその日は別れました〜そしたら1週間?2週間位?経ったら、電話がかかってきて「やっぱりちょっと、考え直してほしい」みたいな感じで言われて。
宮迫:初っ端はやっぱり言われたら、こっちが離婚される側で性格もわかっているから、おそらく考え抜いてのことだから、「わかった」と・・なったんですけど、やっぱりその誰よりも長く生まれて一番長くいる人がいなくなることや、蛍原さんの隣に戻ることを名言していたこととかいろんなことを考えて、ちょっとかっこ悪いけども、「も、一回」って。
性格上、あんまりこういうことはできるタイプではないんですけども、「なんとかならんか?」と。
でも、そのあと蛍原さんの話を聞いて、俺が思っているより全然シンドい思いをしてるんだなってわかって、そこからももう。。って感じですね。お互い50を過ぎて、あとどれくらい活躍できるかわかりませんが、しんどい思いをしてまで続けるのはお互いによくないなって納得しました。
東野:家族には報告は?
蛍原:もちろん奥さんには言うてます。奥さんにも宮迫さんと同じくらい話しあってきたんで。
宮迫:もちろんすぐに嫁には報告しましたよ。なんで?ってなりましたけど、説明したら納得してくれました。
原西:どんな遠回りをしても俺は蛍原さんの隣に行きたい!って最終的にはそこで仕事をするのが俺の目標やねん!ってずっと言ってきたじゃないですか?なのにこのような結果になったのは・・何を間違ったていうか、なんでこうなってしまったのかが・・
宮迫:さっきも言ったけど、俺諦めてないから。フジモンというところから(ひなだん)から始めようと思っている。
藤本:むりやわ。甘い汁、いっぱい吸うてきたでしょ?ええ位置で!
ケンドーコバヤシ:僕はみたいんですよね。お二人のライブとか。僕はほんと腐りかけてたときに声がけ頂いたのでその時の恩は一生忘れないです。
ケンドーコバヤシ:ちょっといいですか?あの〜アメトークが見られなかったけど見られるようになったって言ってたじゃないですか?
印象に残っている回とはあるんですか?
宮迫:僕より実際は奥さんが見れないんですよ。。僕が出てた番組に僕がいない。っていうのが辛すぎて。
なのでちらっとは見てましたけど、奥さんがくると、チャンネルを変えてたんです。
なんで、はっきり見てないので、わからないですね〜
ケンドーコバヤシ:逆に蛍原さんは、宮迫さんの動画とか見るんですか?
蛍原:加藤浩次のは見たね。
狩野:あのいいですか?アメトークが、このまま残るってことなんですけども、置き土産ってわけではないんですけども、このアメトークが長く面白く続けるにはどういうところを・・・頑張っていったらいいのかっていうことを・・
宮迫:え?それ俺に聞くの?
狩野:宮迫さんが気をつけていたこととかを受け継いでいかないと行けないんで。
宮迫:え?MCやんの?
たまに、(蛍原が)猛烈にボケたい時がある。でも進行ですから我慢してるんですけど、たまに10回に1回位「今だよ」とポンとおしてほしい(笑)
出川:今まで雨上がり決死隊をやってきて一番楽しい最高だった瞬間とあと逆にこの仕事はいやだったな〜っていう二人の思い出は?
蛍原:まだ若手のころですけども、単独ライブを全国回ってたんですよ。で、札幌公演があって、次の日空いてたんですよね、でレンタカー借りて、北の国からのロケ地めぐりをしたんですよ、お互い番組のファンなのでそん時最初で最後かもしれんけど、ずっと二人ではしゃいでた。本当に!
あ!これそうた兄ちゃんの牧場や!テンション上がりまくって二人で素っ裸になって牧場の中を走り回った(笑)
20何年前の話しですけども。
宮迫:何を撮ってるわけでもないよ。とにかく全力疾走です。自然とふわ〜〜って。
蛍原:これは今だにね、仕事とは関係ないんですけども、印象に残ってますね。
宮迫:嬉しかったのはというと、コンビってどこかのタイミングでギクシャクすることってあるじゃないですか?特に若手のときって。
天然素材で忙しくてほぼ会話もない中で、いきなり楽屋にどん!ッと入ってきて「宮迫!ティラミスって知ってるか?」
ってティラミスを教えてれた(笑)
天然素材のときに僕が偉い方と揉めて、「もうやめる!」ってなって打ち上げ会場をとびだしたときに、もうそのときに東京に行こう!って。大阪の芸人さんって大阪で売れて、そこから東京へってことが多いんですけど、何も決まってない中、東京に行くってまた勝手に決めてしまっていたんですが、そのときにホテルの部屋に来て「東京に行こう」って言ったときに
「雨上がりはお前やから、俺はお前についていく」って言って去っていった蛍原さんはほんとにかっこよかったですね。
そんな中でかっこ悪かったのが、フジモンで(笑)
天然素材のメンバーの不満を演出家の御えらいさんに代表してゔ僕がばーーって言うたので喧嘩になり、飛び出したんですけども、
一番最初に追っかけてきたのがフジモンで、「兄さん、みんなのために意見を言ってくれてすいません。」とか言われると思ったら、
ガっと肩をつかんで、
「宮迫さん、謝って〜もう結構給料もらってるからなくなるのが嫌なんです。謝って〜」って(笑)
原西:あといいですか?この際だからお互いしか知らないお互いの面白いところは??
蛍原:大概、酒臭い。夕方の16時でも寝坊でとちったりする。
40代でそんなのとちる、、って酒臭いって思うけど、本番始まるとすごないですか?
普通にそんだけしんどければ本番でもシンドい顔になると思うんですけど、それはほんと一回もないですね!
ほんとそこはプロ!ほんとにすごいと思う。
僕やったら、明日あるから酒は控えようと思うでしょ?でもそこはガンガンいくでしょ?
酒臭いままきても本番はほんとにすごい!ほんと僕はそう思いますね。
宮迫さんはイメージ的にキレるみたいなとこがありますけど、本当はキレない。優しい。
優しすぎて、マイナスの部分もあるのかもしれませんね。
宮迫:めちゃくちゃボケれます。仲いいメンバーはわかると思いますが、蛍原さんって実はめっちゃおもろいやん?
でもその面白さを世間に知らしめられなかったのは僕の責任っていつも感じてます。
全国的に引き出してあげれなかったのが、すごく残念やし。。
とにかく面白いって言うのが僕は大好きですね!
ゲストから2人へのコメント
東野:そうですね。一番最初に言いましたけど、2人で決めたことですし。おもおもが新たな違う活動をしていったらいいじゃないか〜ってって言ったんですけど、ここで1時間位、こうやって話していると「二人でやったらええやん」ってってそんな気持ちも湧いてきているっていうか。2人がいろいろ考えた結果、時には2人で同じステージに立った〜なんてあってもいいちゃうかな〜ってちょっと思いました。頑張って欲しいと思います。
出川:いや僕は、最初にこんな回にゲストで来てくれてありがとうとか言ったんだけど、俺は真逆で、
この2人が揃っているこういう場に呼んでもらって、見れるってことに喜びしかないです。ありがとうございました。
僕もこの番組には思い入れもあるんで、もともと梶さんとホトちゃんがプライベートで話したときに俺のリアクションが面白いけど、実はその部分でなくて素の部分が面白いからそこをアメトークでとりあげていこうよ〜っって。
俺のしらないところの面白いところを引き出してくれた番組なんで、
また宮迫とがそこをうまくいじってくれて、笑いにしてくれたりして。
ほんとうに二人には感謝しかないですね。
今日聞いて、やっぱ二人はかっこいいなって。
解散するからアメトークをやめるから・・ってこれ、なかなか言えない。
もちろん生活もあるし、そこの言えるホトちゃんはやっぱかっこいいなって思ったし、
そうまで言ってくれる相方だった宮迫は感謝すべきだと思いますね。
2人で決めたことだからお互いそれぞれ頑張って欲しいし。。
ただ一つ言えるのが、
アメトークっていう番組は、間違いなく、あの間違いなく、バラエティ史上に残る番組だから、
それを作ったということを誇りに思って頑張ってほしい。
ケンドーコバヤシ:ほんとお二人が初めて自分に声をかけて頂いたときと何も変わっていないんで。それぞれの芯の部分というか。
蛍原さんは実は一番男っぽいっていうか、宮迫さんはいつまでも面白くいたいっていうのがほんと変わってないな〜って。
本当にそれは嬉しい。
お2人にとって迷惑な意見でしょうけども、いつかやっぱりライブを見てみたいなって思いましたし、
呼んでいただけたのもほんとに嬉しかったです。
狩野;ほんとに今日は呼んで頂きありがとうございました。
僕も謹慎してた時期があったので宮迫さんの気持ちがすっごくわかって。
何もしないとなどんどん腐っていくような気がして、なにか行動をしないとって考えた結果、You Tubeですごく人気が出て、僕は宮迫さんの気持ちはすごくわかって・・でも、今日話しを聞いて、お互い間違ったことはしてなくてしょうがないんだなって。
10数年前にアメトークに出させて頂いて、自分でも気づいていない面白いところを見つけていただいて。
それは僕だけでなく後輩みんなそうだと思うんですけど、この番組がなかったら芸能人としてやっていけるのかな。。って。
救われた後輩がたくさんいる中で、代表としてほんとにありがとうございますと言いたい。
夢かもしれませんけど、宮迫さんがいうようにまた付二人が雨上がり決死隊としてやるのを見たい!とファンとし思ったりしてるんで、
ぜひそうなってほしいです
原西:宮迫さんがこのアメトークを2年位ですか、来てないってことだったんですか、僕も実はスタジオは2年ぶりくらいでして(笑)
ワイプではめちゃくちゃ呼ばれるんですけども、スタジオは2年ぶりくらいなので〜
一言だけ!「僕たちは雨上がり決死隊大好き芸人です!」
やった〜〜!やった!ありがとうございます!!
藤本:ほんとに解散せな、ダメなことなんですか・・ぼく。。ほんとごめんなさい、納得いかないです。
このほんとに最後に最後でこんなの良くないですけど。
いろいろ話聞きましたけど、「宮迫さんが悪いですやん!!」
宮迫:そうやね。。俺が悪いよ。
藤本:宮迫さんのせいですよ!!
宮迫:そうや・・
藤本:雨上がりなくなるんですよ!あなたのせいで!
すいません、最後やから思ってこと言わせてもらいますけど、
どんだけ迷惑かけるんですかほんとうにマジで。
すいません・・
やっぱり信じられないです、雨上がりが解散するっていうのは。
なんとかならないんですか?これ本当に!
雨上がりさんはずっとあるものやと思ってたんで、いつか漠然とですけどもまた2人でやりはるやろうなって思ってたので、
これを急に受け止めれないとこがあるんですけども、
あの、だから!再結成はほんと何年掛かってもいいんで、じいさんになってもいいで。。で、再結成のときにまたこう言う感じで集まってやってほしいです。
その時はもう一回呼んでほしいです、ここへ。
で、悲しいことでなくて嬉しくて泣きたいっす!僕は。
お願いします、ここは。
蛍原:本当にありがたい話なんですけどそれくらいフジモンみたいな感じで1年半泣いてたんで、もうそれは、ハイ、
自分なりに決定したことなんで、すごく気持ちは嬉しんですけど・・って感じです。
もちろん、そう思っているなら解散なんてしないですからね。ハイ
締め 最後の挨拶
蛍原:え〜今日のゲストの皆さん、ほんとうにもう、なんか来づらいというか、嫌やろうなと思いながら、なんかすいません。
ほんとうにありがとうございます。
やっぱり、32年間、ね、僕らのことを応援してくれたファンの皆様、そして、やっぱり関係者の皆さん、吉本興業もそうです、
何よりも今日ね、こうやって放送をやって頂いているテレビ朝日さんとか、ほんとにたくさんの方にご迷惑をおかけしまして、
そしてほんとに感謝しておりますんで、この場を設けて頂きましてほんとにありがとうございます。
え〜、まぁ解散ということは僕が決めてことなんでそういうことなんですけども、もちろん、こっからがまた大事だと思ってますんで、僕も宮迫さんも一人づつ、前向きに、ほんと頑張っていこうと思ってます。
そして!何よりも皆さんの、優しさのおかげでアメトークもなんとか続けられそうな感じなので、また皆さんに協力して頂いて、面白いもんを作れたらいいなと思ってますんで、よろしくお願いいたします。これからも。今日はありがとうございます。
宮迫:まず、テレ朝の皆さん、こういう場を設けて頂いてほんとに心から感謝しております。
で、今までずっと、雨上がり決死隊を応援してくれてたファンの方々にはほんとに申し訳ありません。
フジモン言うてた通り、ほんとに僕のせいなので、僕がきっかけを与えてこんなことになってしまって、一生かけてそれは、反省したいと思います。でも、現状もちろん蛍原さんと2人でできないですけども、うん、50過ぎて見苦しいかもしれないけど、
諦めずに、いつか、一緒にできることが、ある。。その日を作るために。。僕は何も諦めずに頑張り続けたいと思います。
もう感謝する人たちが多すぎて、謝る人たちが多すぎて、うまく言葉にはできませんけども、泥臭く生きる姿を見ていただきたいし、
笑って頂きたいと思います。
ほんとに・・・今後コンビは別々に生きていきますけど、2人とも愛される存在になっていけるように頑張っていきますから、あの、
雨上がり決死隊としてはこれで終わりですけども・・・
ほんとにありがとうございました。