
11月2日朝早く東京・JR吉祥寺駅近くの道路が陥没し、ゴミ収集車がハマッて出られないと110番通報。
警視庁武蔵野署によると、陥没があったのは東急百貨店吉祥寺店の北側の道路。
アスファルトが幅約4メートル、長さ約10メートル、深さ2~5メートルの穴があいたようです。
こんな事故にも関わらず、幸いけが人はいないとのこと。
陥没のあった道路とその隣の工事現場の地中境界線部分にあったコンクリートには2~3メートルの損傷が確認されており、
損傷部分から道路側の土が工事現場側に流れ出していたらしい。
実際の現場の状況がツイッターのかなり多く上がっています。
道路陥没してる
報道陣いっぱい#道路陥没
#吉祥寺 pic.twitter.com/ix4yM6tnS7— 252521 (@3141592653589pi) November 2, 2021
吉祥寺の焼き肉、葡萄屋跡地で3mくらい道路陥没してトラック落ちてる ありゃま pic.twitter.com/3nJGpWJOiJ
— ぽちょむきん(ストロボやろうぜ!) (@pocyopocyopocyo) November 1, 2021
吉祥寺。道路陥没現場。 pic.twitter.com/q1KRsCVk27
— 天才ナカムラスペシャル (@ten_nas) November 1, 2021
これ。。自分がもし近くを通っていたとしたら。。。少しゾッとしますよね?
一体この事故の現場はどこなのでしょうか?
またWEB上ではこの事故の原因は隣の工事の影響では?との声が上がっているようです。
どういうことなのかまとめて、検証してみたいと思います。
もし工事が原因だとしたら施工した会社はどこなのか??
そちらもあわせて調査してみたいと思います。
サクッと読めますので、ぜひ最後まで御覧ください。
吉祥寺の道路陥没現場はどこ??
早速この事故がどこで起きたのか??調べみたいと思います。
こちらもすでにツイッターで上がっているようです。
場所どこなのか気になってる人も多いと思いますが、商業ビルへの建て替え工事が進む旧「葡萄屋」跡地の前、西一条通りです。東急の北、大正通りを入ってセブンイレブンの先を曲がったところ。#吉祥寺 #道路陥没 https://t.co/CA3eaZJbc8
— ブゥニィ ブゥ (@boonie_boo) November 2, 2021
吉祥寺の道路陥没現場って、閉店した老舗焼肉店「葡萄屋」の脇道じゃないかな。 pic.twitter.com/lK4ZXGAUv9
— 阿佐ヶ谷 (@kita_asagaya) November 2, 2021
皆さんのツイートを見ていると「葡萄屋」というステーキ屋さんの名前が出てきます。
現在はすでに閉店しているようですが、住所は「東京都武蔵野市吉祥寺本町2-8-1 2F」
そこで、この住所をもとに地図を見てみると、
現場の報道写真とも一致してます!
ということで現場はここですね。
東急デパートも近いので人通りも結構あるところだと思います。
事故が早朝だったおかげで歩行者が巻き込まれなかったのかもしれません。
これが通勤通学時や帰宅時だったら。。かなり大きな被害が出たかもしれません。
事故原因は隣の工事?
ではこの道路陥没工事は一体何が原因なのでしょうか??
報道では、
すぐ隣のビル建設工事現場では、地下で「土留め」という土砂の流出を防ぐ作業が行われていたとみられ、警視庁が陥没との関連を調べています。(引用元:日テレ)
とされています。
では、この「土留め」とは一体どういうものなのでしょうか??
大きな穴を掘る時に、地盤が弱くなるのでそれが崩れないように壁(シートバイル)を打つ込み、
作業していくってことのようです。
これが原因??
WEB上では、
どうやらこの工事に原因があったのでは??と言う声はかなり多く上がっています。
実際に現場の動画を見てみてると、
どうでしょう?なんか壁が傾いているように見えます。
外に押し出されている?って感じでしょうか?
となるとこの土留めがうまく機能していなかったことが原因という可能性は濃厚ですね。
ただし水分量が多い地盤の場合、シートパイルの接合部の隙間から水と一緒に土が流れ出して、シートパイル外側の地盤沈下を引き起こし、最悪の場合は近隣の家を傾けてしまいます。
というように「地下水の影響」も考えられますので、工事に欠陥があったのでは?というのは少し時期尚早と言えますが。
工事の施工会社どこ?社名は?
ではこの隣の工事をしている施工会社はどこなのでしょうか??
調べてみると、ちょっときな臭い情報が。。
??駐輪場の取引先??
一体どういうことなのでしょうか??
「今年5月、市議会の建設委員会で突如、市が吉祥寺駅前の市営駐輪場を、都内に本社を構える不動産業者に売り払うという報告がなされたのです。しかも、9月30日には駐輪場を閉鎖し、売却手続きに入るという話でした」
「まるで、駐輪場売却をあらかじめ知っていたかのような不動産業者の土地取得に、不透明で性急な市の駐輪場売り払い。市が“消防団詰所の拡張”を理由に挙げたことから、地元の名士が多く名を連ねる消防団に便宜を図り、市長が選挙を有利に進めようとしたのでは、という臆測も飛び交っています」(同)
とどうやら、不動産会社と武蔵野市長が土地売買において癒着しているのでは?ってことなのですが、
その舞台となったのが「駐輪場」なんですね。
そして今回の事故が起きた現場の再開発を担っているのがどうやらこの「不動産会社」ってことらしい。
これだけの開発をするとなると大手のデベロッパーの可能性が高いですよね。。
一体どこ?
調べてみるとこんな記載が!
大手S不動産・・「住友」??
ちょっとこれだけではなんとも言えませんね。
ここが開発業者・・つまり元締めってことなのでしょうか??
では、実際の施工会社はどこなのでしょうか?
グーグルマップをよく見てみると、
看板が出てますね!「株式会社丸ニ」
号 | 株式会社丸二 |
---|---|
所在地 |
|
代表者 | 代表取締役 渡辺 偕規(智紀 改め) |
営業種目 | 総合建設業 |
資本金 | 授権資本金 : 8千万円/払込資本金 / 5千万円 |
昭和28年の創立の老舗の建設会社。
多くの賃貸住宅やビルの施工をしているかなり実績のある会社みたいです。
地元に根ざしている企業なので欠陥工事をするような会社には個人的には見えないですね。
「信頼」が大切な業界ですからね!
今後事故原因は明らかになっていくとは思いますので、そちらも分かり次第またまとめていきたいと思います。
追記
こちらの看板は解体業者の掲示とのご指摘をいただきました。従いまして、こちらの会社は施工には関わっていないようです。下調べと知識が足らず申し訳ございませんでした。
この看板は解体工事であり、解体業者が記載されております。
通常、旧構造物を解体し、土地を売却します。
そのため、現在の施工業者とは異なる可能性が高いです。
あたかもこの業者が陥没の原因のような書き方は、誤解を招きます。名誉棄損で訴えられるかもしれませんよ。
解体工事の看板ですが、その後の新築工事も同社が受注しているようです。
陥没事故後の情報を、様々な角度から検証しますと、
解体工事と新築工事が影響している事は、間違いないと思います。
解体工事から、スムーズに(出来るだけ費用をかけずに)
新築工事に移行させる為の方法は、検討していたはずです。
また、ブログ中の駐輪場売却問題のデベロッパーも同じ会社のようです。
そちらの解体工事施工者も、同建設会社ですし、
吉祥寺周辺の問題ですし、どうしても色々と勘繰ってしまいますよね。
安全対策が第一であり、事故の影響で被害を受けている近隣の方々もいらっしゃるので、
早急に問題解決をして頂きたいと思います。
死傷者が出ていないことが、不幸中の幸いです。
良く通る場所でしたので、もし通行中に起こっていたらと想像してしまいますと、背筋が凍ります。
事故後の検証や対策を、有耶無耶にしないことを、切に願います。